はしものメモ書き

日常の備忘録です。

怖い話が好きで、お化け屋敷が苦手

こんにちは。
突然ですが、私は怖い話が大好きです。
小学生の頃は「本当にあった怖い話」や「USO!?ジャパン」(世代がバレるやつ)を楽しみに見ていた覚えがある。
今まで累計したら10000を超える怖い話を聞いたり、読んだりしてきているんじゃないか。怪談百物語100回分だ。

最近禍話というツイキャスアーカイブを聞いている。
語りをしているのはかぁなっきさんという方で、彼が独自に集めた怖い体験談や怪談をノンストップでお話ししてくれる。
彼は怪異対して深く追及してはいけないとよく言っていて、だから話が不可解なままで終わることも多い。それがリアリティを感じて怖い。
無料で聞けてしまっていいのか?というくらいクオリティが高いのでぜひ。

怖い話は好きだが自分自身が怖い体験をしたことは全くない。したくないし、怖いから。
ただ小学校低学年の頃、祖父の家で古いアルバムを見ていた時、「これ心霊写真じゃない?」というのを見つけたことがある。
古い集合写真で、スーツだったり子供の入学式で着るようなちゃんとした服を着た人たちが20人くらい写っているものだった。
そのうちの一人のスーツの前身頃に、明らかに赤ん坊の顔のような影が写っていた。
「これ完全に写ってるよね?」「ほんとだ!これ心霊番組に送ろうよ!」といとこと盛り上がった。大人達にも見せたのだが、「はいはいもうご飯にするから片付けて」と言われてしまいしぶしぶ片付けたのだった。
数時間後、さっきの心霊写真をもう一回見よう!といとこと探したのだけれど、なぜか見つからなかった。
そしてその後、別の日も含めていくら探してもそのアルバム自体が出てこなかった。
面倒だから大人達が隠したのかなとも思うけど、そんな素振りもなかったし。今でも不思議だ。

怖い話や番組は好きなのだけれど、お化け屋敷は苦手だ。
ものすごいビビっちゃうし、大声をあげてしまう。大体翌日喉が痛くなっている。
昔大学のサークルで遊園地に行って、お化け屋敷に入ったことが何回かあるんだけど、おばけに驚いて後輩を壁に突き飛ばしたことがある。違う時には後輩の女の子と腕を組んで励ましあいながら歩いていたはずが、気づけばその手を振りほどいて一目散に出口を飛び出していたこともある。どちらも本当に申し訳ない。

とある友人は私とは逆で、お化け屋敷は行けるけど怖い話は苦手らしい。お化け屋敷は作り物だが、怖い話は本物かもしれないからだと言う。その理屈も分かるような気がする。

最近は怖い話を聞きすぎて、夜中に目が覚めるのが怖い。聞いた話では、大体夜中に目が覚めた時におかしなことが起こるのだ。なぜか襖が開いていたり、声が聞こえたり、捨てたはずのものが机の上に乗っていたり。
みんな、眠るときは気をつけようね。

 

おわり